あやまち紫蘇




先日漬けた、七折小梅(上)、林州(下)とも、梅酢があがって、そろそろ紫蘇を投入しなければなと思っていた。
初めての際、紫蘇揉みは大変な作業であるという話に腰が引けた私は、今まで農家の方などから揉み紫蘇を購入していた。
今回も例に漏れず、先日九州で立ち寄った朝倉ファームで、





これを見つけ購入。揉み紫蘇の準備はOKだと安心していた。
昨晩、紫蘇をボールに移し、梅酢を少し入れる。混ぜていると、真っ赤に染まった梅の種や果肉がちょこちょこ出てくる。
?と思い、除けて梅に入れる。
入れてから、気付いた。
梅しそとは、梅干用の紫蘇、という意味ではなく、梅干を漬けた後の紫蘇、だということに。

私は動揺して、ネットで検索。一度梅を漬けた紫蘇でもう一度漬けることが出来る、という記事は、
http://www.pickled-ume.com/umeshigoto_qa/akajiso_qa-20100707-439.html
これしか見付けられなかった。






今、入れなきゃよかったなと後悔中。あの記事は短い期間の中での再利用、私のものは1年以上は前のものだろう。
このまま、一度漬けた紫蘇は一年以上経ってから、また梅を漬けられるのか?を実験するか、取り除いて新しい紫蘇を入れるか。
大いに悩んでいる。


今回は、一番最初に購入を決めていた林州が、届いてみると真っ青な青梅で傷物だらけと期待はずれだったので、急遽別のものも購入した。
親切な方に購入先を教えて頂き、樹上完熟のもの(自然落下したもの)を購入。






この梅酢、甘い香りがとても良くて、紫蘇で邪魔したくないと思い初の白梅干にすることにした。
この梅は期待。



今回の紫蘇事件でも思ったけど、最初から、あぁ・・・と思っていることは、結局失敗に終わる時が多い気がする。
小さな例だけど、書類の書き始めの際に、あ、ちょっと失敗したけどこのまま書いちゃえ、とやると、最後に大きな失敗をしておじゃんになる時が結構ある。
今回も、上二つのものは、最初から問題があったので、こんなことになったのではないだろうか、と、自分のおっちょこちょいを棚に上げて思うのである。

カット

 東京で二日続けてライブをさせて頂いたのは初めてじゃないだろうか?
完全なる寝不足であった。
会社へかかってきた電話に出て、得意先の名前を聞き間違えた故に、人に無駄足を踏ませてしまったのも、二日続けて爆音を聴いたせいである。
私の注意力が散漫なわけではない。そうに違いない。

二日間の総括は、新しい箱、新しいエフェクター、ほとんど初めてご一緒するバンド、と色々新鮮だった。
エフェクター、練習で使った時とライブで聴こえる音では少し違った(当たり前?)。
もっと慣れなきゃね!

土曜日はエモーショナルさ満載。
日曜日のライブは面白い流れだったな。
HIMO、SOSITE、ヨシュアカムバックと。

観て下さった方いらっしゃいましたらありがとうございました!

美容師の方に、前髪を切るコツを教えて頂いた。

「普通の人はサイド(眉尻らへんの髪)も切るから失敗するんだけど、そこを残して中央だけ切るといいよ」
との教えに従い自分で切ってみた結果、やっぱりプロってすごいんだなぁ、と自分のガタガタの前髪を呆然と眺めるのである。

私は不器用なので、前髪のみでも出来るだけ美容室で切るようにしていたのだが、何故か「自分で切った?」と言われることが多く、その度に複雑な思いをしていた。
もう今なら誰に言われても胸を張って言える。「えぇ、自分で切りました」と。

このトーシロカット感溢れる前髪をとくとご覧あれ!
そんな気分です。

アスパラとらっきょう

 祖父は趣味の畑に相当入れ込んでいるようで、一昨日電話で話した時、「畑が楽しくてしょうがない」と言っていた。
何歳であっても、心から楽しめるものがあるということは、とても貴重だと思う。
そんな祖父から送ってもらったアスパラは、贔屓目抜きで美味しく感じた。こっちに来てから新鮮なアスパラにありつく機会もそうないしね。
たくさんのアスパラで、ついついパスタばかり作ってしまった。




アスパラを茹でて、生ハムを散らして、オリーブオイル、塩、胡椒という楽ちん過ぎるもの!
しかし、アスパラの茹で加減って難しいね。
引き上げるか迷っている内にすぐ茹で過ぎになってしまう。






昨年初めてやってみたらっきょう漬け。出来は、あまり良くなかった。
分からない。ああいうものなのだと思えばそうなのかもしれないけど、塩辛すぎて・・・
ただ、よく考えると、塩抜きがうまくいってなかっただけではないか?という気がしないでもない。

作業も大変だし、もうやらない!と息巻いていたけど、らっきょう漬け賛美の記事などを見ると、もう一度試してみたくなり、ついつい八百屋に行ってしまった。

店には、砂丘らっきょう鹿児島、砂丘らっきょう鳥取、と書かれた二種類のらっきょうが鎮座していた。
鹿児島産の方が、鳥取産のものより安い。
お店の人に、鹿児島産と鳥取産では結構違うものなのか聞いてみた。
腕まくりをした、いつもここからの金髪の方の人に似たお兄さんは言う。

「まずね、これは砂らっきょうと言って、普通に売っている泥らっきょうとは違うの。
泥らっきょうは水の中で育てるから成長は早いけど、漬けると三ヶ月位で柔らかくなっちゃう。
砂らっきょうは砂の中で育てて、成長は泥より遅いけど、その分ぱりぱりの食感が長続きするんだ。」

そんな違いがあるんですね、と感心する私にお兄さんは続ける。

「で、鹿児島と鳥取の違いは、鹿児島の方が硬いね。硬いのが好きな人はこれがいいと思うけど。
鳥取の方は上品なぱりぱりというか・・・」

鳥取の方がおすすめなんだろう。少し考えて、鳥取の方にしますと言ったら、お兄さんは、その方がいいと思うよと言っていた。

いつものようにグダグダして遅くから始めると、深夜2時とかに、泣きをみるはめになるのは、容易に想像がつくので、帰って適当にご飯を済まし、作業に取り掛かる。

上の写真のものを、下の写真の状態にするのに何時間かかると思いますか?




3時間だよ・・・!腰痛いよ・・・爪痛いよ・・・
誰かに頑張ったねと褒めてもらいたい・・・




塩漬けにした。


らっきょう塩漬け

・らっきょう2kg
・水1500cc
・塩200g
・唐辛子3本


きょうの料理で笠原さんが教えていたレシピ。
http://www.kyounoryouri.jp/recipe/18567_%E5%A1%A9%E3%82%89%E3%81%A3%E3%81%8D%E3%82%87%E3%81%86.html


分からないのが、泡について。
らっきょうを塩漬けした時に、白い泡が出てくるんだけど、これはちゃんと発酵している証だから良いんだよ!という人と、発酵してしまっているので泡を取って、塩を増やすなり処置しましょう!という人がいるけど一体どちらが正しいの?

私は昨年、泡が出てきて焦って塩を足したら、本当にしょっぱくなって取り返しがつかない感じになったので、今年は放置する予定。

美味しく出来たらいいな。

どんな場合

 既に、夏を乗り切れる自信がない。
エアコン?もう使っているに決まってるじゃない!
最近の家の機密性なめないでよ!と言わんばかりに、熱が篭る部屋。
暑さ耐性が未だにない私は、欲望のままにエアコンのスイッチを入れる。


昨日の練習中に

これの台詞を
「梅漬けてる場合じゃねぇ!!」
に改変したものを思い浮かべていた。

ですが、今日も梅が届くそうです。

土曜日もライブを観に行く直前に届いて、涙目になった。




これは愛媛の七折小梅。
きょうの料理で、講師の柳原尚之というさわやかな青年風の方(でも敬語が使えていないのが気になった細かい私・・・だってアナウンサーに向かって「うん」とか返事してるんだもん・・・)が、梅干用にこの品種を薦めていたので買ってみた。

しかし、届いてみるとクール便!常温か確認すれば良かった・・・
クール便は冷凍状態に近くなると思うので、風味に悪影響があるのでは?常温に置くと梅に結露が出るし。

でも小さくて可愛い。八百屋で見た小梅はこれより小さくて漬ける気がしなかったけど、七折小梅は小梅の中では大きい方だそう。減塩しないで漬けるなら、これ位のサイズが大きすぎず小さすぎずちょうど良さそう。



青いもの以外2700gを18%の塩486gで漬ける。




一日置いたらもうこんなに梅酢が上がった。
小梅ってすごく扱いやすいんだね。

きょうの料理でやっていた通り、先にへたを取り、アク抜きはせず水洗いのみ。
何個かまとめてふきんで拭く。
ここからは自己流で、ボールに梅を適量入れ、ホワイトリカーが入ったスプレーを吹きかける。全体の表面が濡れるよう混ぜたら、塩の入っているボールに入れて塩を梅につけるようにする。
そして、容器にイン。
一列ごとに塩を上に被せ、梅、塩が交互になるようにする。
番組ではジップロックで寝かせていたけど、私は縦置き。塩分も番組より1%多い。

これで味も良いなら、来年以降梅干は七折小梅でいいかも・・・と思う程、梅酢の上がりの速さに感動。





一週間で、サワードリンク(左)、シロップ(右)はこんな状態になった。
梅シロップの氷が未だ溶けず。

知らない花




濡れたあじさいってきれいー!






この花を見かける度にかわいいなぁと微笑ましい気持ちになる。でも名前が分からない。



レコーダーのお下がりをもらってからよく観る、NHKのきょうの料理に平野レミさんが出ていた。
この方が料理をしている姿を初めて観たのだけど、衝撃を受けた。
美味しさに作っている最中の振る舞いなんて関係ないのだ、味が良ければ全て良し!というような動作(材料落としたり、容器をがっちゃんがっちゃんやったり、焼き加減を見るのにスタッフが用意していた竹串に気付かず菜ばしで料理にブスリ等)。
観る人によればガサツという言葉が出てくるのだろう。
しかし、私も荒い人間である事を自覚しているので、これには勝手に勇気付けられてしまった。

喋りも突き抜けている。
材料をすり鉢でする作業の時に、「いやな人の事思い浮かべながらやったらいいわよ~」
私ファンになりました。


来週連続でライブがある。毎度の如く、楽しみと緊張と。



2013.6.22(sat) @高円寺shoeboat
「most influential」


bluefriend
the north end
monocrhome omita
SOSITE

open18:30/start19:00
adv¥2500/door¥2800





2013.6.23(sun) @秋葉原CLUB GOODMAN
Spice Addicts & A-Boy presents 「こんなの絶対おかしいよ vol.5」


ヨシュアカムバック
SUNBEAMSUN
KORAKORA
SOSITE
HIMO


ライブペインティング・IZUMI

*SPICE ADDICTSの振る舞いカレーあり!!

open18:30/start19:00
adv¥2000/door¥2300

4kgの青梅の行方2

後は


それぞれ1kgづつ、サワードリンク(左)とシロップに(右)。漬けて時間が経っているので梅が変色している。
※梅シロップやサワーの梅の変色で、検索をかけてページを覗いて下さる方が結構いらっしゃるようですが、梅はサワードリンクでもシロップでも梅酒でも、漬けたら数時間後から変色していくものなのでご安心下さい!
写真のように緑から段々枯れた緑色になって最終的に茶色っぽくなります。




分量は


・サワードリンク

青梅1kg
氷砂糖1kg
りんご酢1L

と、1:1:1にした。サワードリンクは初めて作るけど、ネットを見ても分量が人によって全然違うので、一番基本と思われる分量に。梅シロップとの味の差が楽しみである。


・シロップ

青梅1kg
氷砂糖1kg
りんご酢80ml
ホワイトリカー70ml


この微妙な酢とホワイトリカーの分量は、単に酢が足りなくなっただけ・・・
大抵発酵止めに、酢又はホワイトリカー150~200mlと作り方に書いてあるので、足して150mlにと思ったのだけどどうなの、大丈夫なの?ホワイトリカーだとアルコールが残るのが心配で酢の方が良いと思い・・・。
もうやってしまったものは仕様がないので、見守るしかない。

ちなみにりんご酢は


これを使った。マルカン酢㈱純りんご酢。



そして最後の1kgは



梅酒に。
一昨年は、ホワイトリカーと日本酒。昨年はブランデー。今年は?
調べてラムにしてみた。
色々な情報を目にした結果


・ラム梅酒

青梅1kg
氷砂糖1kg
ラム(今回はマイヤーズ)1.8L
バニラビーンズ 2本


このように漬けてみた。ラム約3本とは、ちょっと高級すぎたかなぁと思う。
黒糖で漬けるのも気になったけど、濁るとか、美味しくないとか書かれているのを見たらひるんでしまった。
バニラビーンズは、どなたかのブログに、ラムの風味を良くすると書かれていたので真似させてもらった。
掻き出した黒い粒々が液体の中に漂っているのはあまりいい見た目ではないが、美味しいなら仕方ない。
分量は、ラムの場合みんなバラバラだったので、何となく基本に忠実に・・・で1.8Lにした。ラムは甘めの酒なので氷砂糖多かったかな?
分かるのは来年以降だ。

会社の人と一昨年話していた。梅酒をやってみたものの、あまり美味しくない気がする、と私が言ったら、砂糖はどれ位入れた?と聞かれる。砂糖をたくさん入れないと美味しくないよと。
本に書いてある一番少ない分量の砂糖を入れていた私はなるほどと思い、昨年と今年はがっつり入れている。




きっと後半には梅干用の梅が届くので、紫蘇につけておいた梅を、容器から引っ張り出した。



こう見ると中々、グ・ロ・イ。



でも最高に真っ赤に漬かっていた。写真よりもっと赤いの!もう一度干す?干さない?

今日の夜食べてみようと思う。
しかし、一昨年の梅がまだ残っている。一昨年のものは、色が大分ボケている。


容器も洗ったし、塩もあるし、準備はOKだ。


余談。
私がシロップなどに使っている袋は、セイニチのラミジップ LZ-24。
これは食品にも使えて、尚且つ自立するので、液体保存も出来るし、味噌やら何やら色々用途があって、中々便利。洗って再利用も出来るらしい。
セラーメイトとか瓶で全部揃えたら見栄えは良いだろうけど、狭い部屋にたくさん瓶はおけないからね・・・。使わない時の保存容器の置き場所に困る方におすすめ。

4kgの青梅の行方

 昨日は小松さんと2週間ぶりのスタジオに入った。
いざ会うと、自分という人間の浅さを露呈するかのように、何も言えなかった。

小松さんは、私が緊張しながら披露した新曲に、ズバズバ言ってきたり相変わらずであった。
そして、ムスッとする器の小さな私も相変わらずであった。
でもSOSITEにしては意外な雰囲気の曲がおおよそ出来た。楽しみであるが、まずは弾けるようにならなければ・・・


先週は予約していた梅4kgがいきなり届いたのでどう展開させるか頭を悩ませた。


綺麗な梅だった。奈良産。鶯宿又は白加賀と書いてあったので、どちらかは分からない。

とりあえず、1kgをジャムにした。初めてである。




茹でて。手でつぶす。





種を取り出し、かなづちで叩く。深夜0時。近所迷惑な女である。




苦労して取り出した核は杏仁の香り。




梅をジャムにする時の、糖分の目安は、梅の重量の90%から100%!
すごい量だと思いながら、砂糖900gを投下。






いつもそうだけど、ジャムの煮詰める時間が難しい。もういいだろうか・・・と火を止め瓶に注ぐ。



  いつものように瓶を逆さにして冷ましたら・・・・      

ご覧の通り、上で固まってしまった・・・!
悔しい・・・もっと早く火を止めなきゃだめだったんだな。
あと、梅は裏ごしした方がいいかも。レシピ通り、手でつぶしただけだったけど、皮が結構口に残る。

味は、酸味と甘さが、今の時期にはちょうどいい感じ。これは完熟の梅でも作ってみたいなぁ。