4kgの青梅の行方

 昨日は小松さんと2週間ぶりのスタジオに入った。
いざ会うと、自分という人間の浅さを露呈するかのように、何も言えなかった。

小松さんは、私が緊張しながら披露した新曲に、ズバズバ言ってきたり相変わらずであった。
そして、ムスッとする器の小さな私も相変わらずであった。
でもSOSITEにしては意外な雰囲気の曲がおおよそ出来た。楽しみであるが、まずは弾けるようにならなければ・・・


先週は予約していた梅4kgがいきなり届いたのでどう展開させるか頭を悩ませた。


綺麗な梅だった。奈良産。鶯宿又は白加賀と書いてあったので、どちらかは分からない。

とりあえず、1kgをジャムにした。初めてである。




茹でて。手でつぶす。





種を取り出し、かなづちで叩く。深夜0時。近所迷惑な女である。




苦労して取り出した核は杏仁の香り。




梅をジャムにする時の、糖分の目安は、梅の重量の90%から100%!
すごい量だと思いながら、砂糖900gを投下。






いつもそうだけど、ジャムの煮詰める時間が難しい。もういいだろうか・・・と火を止め瓶に注ぐ。



  いつものように瓶を逆さにして冷ましたら・・・・      

ご覧の通り、上で固まってしまった・・・!
悔しい・・・もっと早く火を止めなきゃだめだったんだな。
あと、梅は裏ごしした方がいいかも。レシピ通り、手でつぶしただけだったけど、皮が結構口に残る。

味は、酸味と甘さが、今の時期にはちょうどいい感じ。これは完熟の梅でも作ってみたいなぁ。