台詞

 14日は人の多そうなライブに行くので、お友達や知り合いの人に会ったら配ろうかなぁなどと余計なことを考えて、前日作ったアーモンドプラリネを持って行った。
が、誰にも渡さず一人雪の中を歩き帰る女一人。
靴は雪が染みてびしょ濡れである。

次の日、私は夜までアーモンドプラリネのみを食べ続けた。
次第に気持ち悪くなり、後悔しても時遅く、あんなに好きだったチョコに今まったく食指が動かなくなってしまった。
無精と食い意地とやけくそが混ざり混ざった結果である。


 私、一層歳の重みを感じる年齢になりました。
こうして下らない文章を書いていられるのも、家族、周りの優しい人々のおかげです。
自分は日々生かされているのだ、ということを日常の中ではつい忘れてしまうけど、こうした日にじっくり考えたいです。


と、万が一このブログを親等に見られた時のために、用意された台詞のようなことを書いておきます。


実際は、1ホールのケーキ丸ごと食べてみたいなぁとかそんなことばかり考えている私をお許し下さい。

私がなった歳は、色々な人が、すごく充実していた年齢だ、と口を揃えて言う。
ピークがあるなんて嫌だと思っていたのに、そう方々から聞くと、何だかいい一年になりそうな気がしてくる、流されやすい私である。